医員研修プログラム

医員の受け入れ

 医員の受け入れは、定員枠が許容する範囲で毎年度随時受け入れますが、卒後3年目から7年目(6年目終了)までの循環器内科専門医コースを希望した方の循環器専門医研修期間は原則として保障されます。卒後初期臨床研修を受けた病院は市中病院、大学病院(含む京都大学病院)を問いません。
 卒後3年・4年の循環器内科全般の研修のみを大学で行うことも可能です。卒後5年・6年の循環器内科サブスペシャリティ選択コースの研修のみを大学で行う ことも同様に可能です。
 以下に、卒後の初期研修からの全体のシステムを概説します。

 

  Aコース Bコース Cコース Dコース
卒後1年目 卒後初期臨床研修(必修)
卒後2年目
卒後3年目 循環器内科全般の研修 大学院
卒後4年目 循環器内科全般の研修
(+内科他領域)、内科認定医取得
卒後5年目 循環器内科の
サブスペシャリティ選択コース
大学院
卒後6年目
卒後7年目 循環器専門医取得  
市中病院 大学院
卒後8年目
卒後9年目  
卒後10年目
  • 新専門医制度において研修内容、連携病院選択に当たっては専攻医の希望が最大限尊重されます。
  • 京都大学の関連施設は大都市の基幹病院が中心です。
  • 大学、関連病院ともに診療のみならず研究も連携して非常に高いレベルで行っています。
  • 大学、関連病院ともに 高度医療を行っており、TAVI認定施設も9施設を数え今後のストラクチャー 心疾患診療において中心的役割を果たします。
  • 出身大学による区別は全くなく、京都大学以外の大学の卒業生も多く活躍しています。
  • 「入局」後の赴任についてはご本人の希望が十分尊重されます。

各コースの特徴

卒後5年間の進路として以下のようなコースがあります。このA~Dのコースは代表的なモデルケースで絶対的なものではありません。皆さんの事情により、変更は可能です。

Aコース

初期臨床研修2年→京都大学で専門医研修(卒後3年次から6年次)→市中病院に勤務

循環器専門医として腕を磨き、臨床医として活躍することができます。赴任先の市中病院でも中心的な役割を果たすことができるでしょう。必ずしも卒後6年次まで在籍しなければならないわけではなく、市中病院への赴任時期は弾力的です。

Bコース

初期臨床研修2年→京都大学で専門医研修(卒後3年次から6年次)→大学院(4年間)

循環器医としての専門的な臨床能力を身につけてから研究を行うコース。大学院に入学する時期は卒後6年次と決まっているわけではなく、弾力的です。研究者としてのスタートとしては少し遅くなります。

Cコース

初期臨床研修2年→京都大学で専門医研修(卒後3年次から4年次)→大学院(4年間)

循環器臨床医として最低限の知識と経験を身につけたうえで研究を行うコースです。

Dコース

初期臨床研修2年→大学院(4年間)

将来的に研究者として進むことを目指すコースです。臨床経験が浅くなりますが、研究者として若いうちから研究に専念することができます。初期臨床研修の経験を研究に生かし、研究成果を挙げることが期待されます。


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