硝酸薬

血管をひろげることで心臓の負担を軽くします。

院内でよく使われるお薬

【内服薬】

アイトロール錠、ニトロールRカプセル、シグマート錠など

【貼り薬】

フランドルテープ、ニトロダームTTS

【発作時に使われるお薬】

ニトロペン錠(舌下錠)、ミオコールスプレー(スプレー)

作用

 全身の血管をひろげたり、心臓に酸素を送る血管(冠動脈)を直接ひろげることにより狭心症の発作を抑えたり、予防したりする作用があります。全身の血管がひろがると血液を送る力が少なくてすむので心臓の負担も軽くなります。
硝酸薬の作用

副作用

頭痛、めまい、熱っぽい(頭の血管がひろがることによる)
これらの症状は飲み初めに現れることがありますが、次第に慣れていくことが多いです。

注意事項

  • ・バイアグラ、レビトラとの服用は危険
    硝酸薬と同時に服用すると、血圧を下げる効果が増強してしまい、生命に関わることもあります。バイアグラやレビトラは絶対に服用しないで下さい。
  • ・ニトロペンを服用するとき
    狭心症の発作が生じたら錠剤を舌の下におき、つばで溶かして下さい。飲み込んでしまったときはもう1錠服用して下さい 。1回の発作に3錠まで服用しても効果が現れない場合や、20分以上発作が続くときはすぐに医師に連絡して下さい。また、お薬に添付の説明書もよく読んで下さい

ページの先頭へ